WACC:資本提供者(株主と債権者)の要求に応えるために企業が手元の資産を活用して生み出すべき最低限の収益率。ハードルレートとも呼ばれる。
X :営業利益
r_D:負債コスト
r_E:株主資本コスト
D :負債
E :株主資本
T :実効税率
業績は資本構成の影響を受けないものとし、
以下の場合を考える。
株主と債権者からの資金調達なし
営業利益 X
支払金利 0
税引前利益 X
法人税 TX
当期利益 (1-T)X
配当 0
(1-T)X
株主からの資金調達あり
営業利益 X
支払金利 0
税引前利益 X
法人税 TX
当期利益 (1-T)X
配当 r_E E
(1-T)X-r_E E
株主と債権者からの資金調達なしに比べ
r_E Eの負担。
Eの資金調達をしたので、
負担率
=r_E
債権者からの資金調達あり
営業利益 X
支払金利 r_D D
税引前利益 X-r_D D
法人税 T(X-r_D D)
当期利益 (1-T)(X-r_D D)
配当 0
(1-T)(X-r_D D)
株主と債権者からの資金調達なしに比べ
r_D(1-T)Dの負担。
r_D Dより少なくなるこの働きを、負債の節税効果と呼ぶ。
Dの資金調達をしたので、
負担率
=r_D(1-T)
株主と債権者からの資金調達あり
営業利益 X
支払金利 r_D D
税引前利益 X-r_D D
法人税 T(X-r_D D)
当期利益 (1-T)(X-r_D D)
配当 r_E E
(1-T)(X-r_D D)-r_E E
株主と債権者からの資金調達なしに比べ
r_D(1-T)D+r_E Eの負担。
D+Eの資金調達をしたので、
負担率
=r_D(1-T)D/(D+E)+r_E E/(D+E)
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